検査部

近年は科学的な根拠に基づく医療が行われ、医療の中で臨床検査が担う役割はますます大きくなっています。チーム医療に参画する一専門職として生きた検査データを迅速且つ正確に提供し、外来での診療前検査をリアルタイムに行っています。
臨床検査技師としての専門性を医療の実践に役立たせることを常に念頭において検査実務に力を尽くしております。

検査部スタッフ

臨床検査技師：10名　　（細胞検査士：1名、認定心電検査技師：1名）

検査部門紹介

＜生化学検査＞

蛋白・膠質反応
酵素関連物質
低分子窒素化合物
糖質関連物質
脂質関連物質
電解質
生体微量金属
生体色素
以上を生化学自動分析装置・各専用機で測定し外来診療前報告を実践しています。

＜免疫・血清検査＞

ウイルス感染症検査
腫瘍マーカー
甲状腺関連検査
アレルギー検査

＜輸血検査＞

交差適合試験
不規則抗体の同定
直接クームス試験
間接クームス試験
などを行い安全な輸血が迅速に行えるよう努力しています。

＜血液・凝固検査＞

血液検査
白血球分類
凝固線溶検査
などの検査を行っています。

＜一般検査＞

尿一般・沈渣
便潜血・虫卵
髄液一般
胸水一般
腹水一般
関節液一般
　などの検査を行っています。

＜細菌検査＞

感染症が疑われる検体（尿、便、喀痰など）から培養検査、免疫学的検査により起因菌を検出し、薬剤の感受性情報を速やかに臨床医に報告しています。

＜病理・組織検査＞

臓器の組織標本作成
尿、喀痰、胸水、腹水、婦人科などの
　　　　　　　　　　　細胞診スクリーニング標本を作成
細胞検査師１名によりスクリーニングを行っています。

＜生理機能検査＞

循環機能検査
心臓超音波検査
呼吸機能検査
神経機能検査
血液ガス検査
生理機能検査では医師と協力し、検査内容の充実とレベルアップに努めています。

＜基準値＞

当院で行っている各種検査の基準値はこちら→  印刷用PDF